市電「1006号車」 酪農公社が落札

update 2013/3/14 10:10


 函館市企業局は13日、市電「1006号車」の車体を売却する一般競争入札を同局で実施し、函館酪農公社(柴田満雄社長)が落札した。応札したのは同社のみで、落札金額は10万円。市内中野町で牛の放牧地を眺める休憩場所としての活用を検討しており、1006号車は津軽海峡を見下ろす丘で余生≠過ごすことになりそうだ。

 市民に40年間親しまれた車体の有効活用を模索し、市内に5年間保管することなどを条件に売却方針を決め、鉄くず価格の5万7600円を最低価格に設定して入札を実施した。

 同社の敷地内には「函館牛乳」を製造する工場やソフトクリームなど乳製品を販売する「あいす118」があり、市民や観光客が多く訪れる。柴田社長は「車体を手直しした後に休憩場所として利用したいと考えている。訪れた子どもたちにも喜んでもらえるはずで、牛に関するパネルを展示するなど、食育普及にもつなげたい」と話す。

 今後、同局は同社と正式に契約を締結し、今月22日までに駒場車庫から搬出される見通し。同局経理課は「目的に沿った活用が期待できる企業に落札していただいた」としている。

 1006号車は1955年に製造された東京都交通局の都電「7000形」の1台。70年に市が同形車両10台を購入し市電「1000形」として運用。1006号車は2010年3月末に引退した。

提供 - 函館新聞社


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