道南の観光素材紹介 運輸支局が関係者招くツアー

update 2013/2/24 11:29


 2015年度の北海道新幹線開業をにらみ、北海道運輸局函館運輸支局は22日から、東北地方や札幌から観光関係者を招き道南観光の魅力を伝えるツアーを行っている。各地のガイドがまち歩きなどで名所を紹介。参加者は観光素材に触れ、外からの視点で観光客にアピールするポイントを探った。

 道運輸局として初めての取り組みで、新幹線開業後の誘客に向け、埋もれている観光資源の掘り起こしと磨き上げにつなげるほか、人材交流も狙い。旅行会社には商品の開発に生かしてもらうほか、東北各地への情報発信のきっかけにする。東北の観光関係者や札幌の旅行業者ら約20人が参加した。

 初日の22日夜は、元町のカフェやまじょう店主、太田誠一さんの案内で夜の教会群を見て回り、西部地区の街並みを満喫。飲食店の飲み歩き「バル」も体験した。

 23日は江差町の山車会館を見学したほか、松前町では観光協会の飯田幸仁さんのまち歩きのガイドを務め、松前の交易の歴史をはじめ、松前城やサクラなど町の名物を次々と紹介していった。

 参加した十和田湖観光汽船の松橋泰彰社長は「江差町や松前町には知らなかった観光素材がたくさんあり、商品開発に生かせそう」と評価。また、「北海道新幹線開業に向けて青函の連携は不可欠。一緒にコースづくりができれば」と期待を寄せた。

 24日は知内町で開かれるカキニラまつりなどを視察し、木古内町で地元の観光関係者と意見交換する予定。

提供 - 函館新聞社


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