菜の花の優しい明かり キャンドルナイト

update 2012/12/23 10:29


 市内で栽培した菜種油を使って明かりを灯す「2012はこだて菜の花灯明(キャンドル)ナイト」23日、箱館高田屋嘉兵衛資料館(末広町)で行われた。近くで開かれている「はこだてクリスマスファンタジー」に向かう観光客らが足を止め、ほんのりとした明かりを楽しんだ。

 はこだて菜の花プロジェクト(石塚大代表)主催。同プロジェクトは03年、「高田屋嘉兵衛の愛した菜の花を函館へ」をスローガンに発足。毎年、市内中野町の畑で菜の花を育てている。キャンドルナイトは8回目。今年5月に取った種から1キロを使い油を搾取。切った竹の中でキャンドルを灯した。

 石塚代表は「すぐ近くで大きなツリ―の明りがあり、訪れた人は光の対比が面白いと話してくれる。自然エネルギーの力を広めていければ」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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