クジラ肉にガブリ!…市内小中学校の給食で竜田揚げ

update 2011/11/5 11:09


函館市内の小中学校で4日、給食のクジラ肉メニューの提供が始まった。初日は小学13校、中学11校でクジラの竜田揚げが出され、児童らがおいしそうに頬張った。 函館市では古くからクジラ肉を食べる風習があり、1977年までは通常の給食メニューとして提供。2004年からは食文化の伝承を目的に、毎年期間限定でクジラ肉メニューを取り入れている。

 今年は昨年6〜8月に北西太平洋沖で調査捕鯨として水揚げしたイワシクジラの副産物920キロ分を使用。ショウガや酒、しょうゆで下味をつけ、油で揚げた。

 青柳小学校(加藤潔校長)では全校児童234人がクジラ肉メニューを楽しんだ。そのうち、1年1組の児童20人は真っ先に竜田揚げに箸を伸ばし、なくなるとお代わりをするなど、おいしそうに食べていた。

 同組の豊川達也君は「クジラを食べたのは初めてだったけど、何個でも食べたいと思った」、紅谷愛夏さんは「普通のお肉より柔らかくておいしかった。家でも食べたい」と笑顔を浮かべていた。

 クジラ肉は28日まで、市内74の小中学校で提供される。

提供 - 函館新聞社


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