熊石高 2014年度募集停止 函館稜北高は1学級減

update 2011/9/7 10:04


 道教育委員会は6日、20012―14年度)の3カ年にわたる公立高校配置計画を決定し、同日開いた道議会文教常任委員会に報告した。注目を集めていた熊石高校の募集停止や稜北高校の1学級減は、6月に出された案の通り確定。本年度の入試結果で1学級減となった松前高校と森高校は、2012年度は地域の中卒者数などを勘案すると従来の学級数を見込めるため募集学級数を戻す。

 道教委の発表資料によると、2014年度の道内の中学卒業者見込み数は47460人で、12年度から3年間で1318人減少する見通し。渡島管内でも131人減、桧山管内でも11人減と、減少傾向が続くと予想され、06年度に策定した「新たな高校教育に関する指針」に基づき、高校数や学級数の調整を進め、地域別検討協議会などで意見交換を行ってきた。

 熊石高校は現在1学年1学級で、2011年度の入学者は11人。今後も同地域で中卒者の増加は見込めないとして、2014年募集停止の対象となった。一方、函館市内での中卒者数も減少が続いていることから、函館市内の高校でも再編が必要であるとし、2014年に函館稜北高を1学級数減らすことを確定。道教委は「函館市の生徒急増期に建てられた学校であり、立地的条件も考えたうえで決まった」としている。

 また、公立特別支援学校の12年度配置計画も決定。道南では七飯養護学校の普通科(重度)が1学級増、函館養護学校の普通科(重複)が1学級減となった。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです