函館朝市に「いかのぼり」 市場のシンボルと東北の応援に

update 2011/5/1 10:11


 函館朝市に「いかのぼり」がスイスイ―。函館駅二商業協同組合(藤田公人理事長)はこのほど、函館市若松町内の駅二市場屋上にいかのぼりを設置した。海風に乗って空中を“泳ぐ”3匹のイカが道行く観光客や市民の目を引いている。

 同市場では、活イカ釣り体験やイカモニュメントを設置するなどイカにちなんだ取り組みを実施している。今年が現市場の建設30周年の節目に当たり、同組合が市場のシンボルにしようといかのぼりの設置を計画。3月10日にのぼりを注文した。

 翌日の11日、東北地方を中心に甚大な被害に見舞われた東日本大震災が発生し、函館朝市も津波の被害を受けた。当初、大型連休に合わせて披露するつもりでいたが、被災地復興の応援を込め、前倒しして揚げた。

 のぼりは3本あり、大、中、小それぞれ5b、4b、3bの長さ。黄色を基調としたイカで、足の部分は吹き流しとなっている。

 近日中には復興支援の一環としてミニいかのぼりのチャリティー販売を行う予定。藤田理事長は「市場のシンボルとしてこれからも掲げていくが、今年は東北の応援と朝市の元気なところを発信していきたい。雪が降る季節まで揚げます」と話している。

提供 - 函館新聞社


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