被災者に義援金を、ハンド大崎電気の宮崎選手ら募金活動

update 2011/3/30 10:02


 東日本大震災の被災者に義援金を送ろうと、ハンドボール実業団の大崎電気の宮崎大輔選手ら5選手、岩本真典監督、函館ハンドボール協会員が29日、丸井今井函館店(本町32)前で募金活動を行った。宮崎選手らは函館市内3少年団の団員と一緒に「募金をよろしくお願いします」と道行く市民に呼び掛け、約1時間で21万4820円が集まった。

 26日から行われている第10回AIT函館市長杯でのチャリティー試合のために来函。募金活動は21日、同協会の総会で企画し、29日に来函した大崎電気の有志メンバーが快く引き受けた。岩本監督、宮崎選手らは大きな声で呼び掛け、握手や、サインを求めてきた人たちに応じた。

 宮崎選手は「被災地のために何ができるかと、もどかしかった。みんなが手を取り合ってできることをやっていくことが大事だと思っている。ハンドボールを通じて希望を与え、被災地の人たちが元気になってほしい」と願いを込めた。

 同協会の吉岡隆会長は「こういうときこそ自分たちができることをしなければならない。大崎電気の選手たちに協力していただき、感謝している」と話していた。

 少年団も積極的に参加した。高盛少年団の武田陸君(12)は「募金に協力的な人が多く、温かい気持ちになった。今回集まったお金で被災地で困っている人たちのために少しでも役に立ってほしい」と願った。

提供 - 函館新聞社


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