奉行所駆ける赤ふん勇姿

update 2011/2/13 10:21


2011はこだて冬フェスティバル行事の一つ「五稜郭ファミリーイベント」(同フェス実行委主催、えぞ共和国主管)が12日、五稜郭公園で始まった。大抽選会のほか恒例の赤ふんダービーも行われ、レースを見守る子どもから大人までの歓声が響いた。

 午前11時に市消防音楽隊の演奏で幕開け。箱館奉行所復元に伴い、イベント開催場所は変更され、赤ふんダービーは距離を短くして行われた。北大水産学部の寮生ら約20人が赤ふん姿で登場。同大の女子学生が乗ったタイヤチューブを、腰のベルトに付けたひもで引っ張り、約70bのコースで速さを競った。元気良く走る学生に「頑張れ」「負けるな」などと声援が飛んだ。

 和歌山県出身で、今回で4年目の“出走”という北大大学院2年、河内孝文さん(25)は「距離が短くなってレースは難しかった。函館ならではのイベントを楽しめ、学生生活の思い出ができた」と話していた。

 同ファミリーイベントは13日午前9時から、どさんこ馬の乗馬体験、クイズ大会などが開かれる。

提供 - 函館新聞社


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