第4弾はイギリス編…外国人居留地研がマップ作成

update 2010/2/21 19:09

 市民有志でつくる「はこだて外国人居留地研究会」(岸甫一代表)が、国別居留地マップ第4弾としてイギリス編を作成した。3月1日から、函館市地域交流まちづくりセンター(末広町4)で無料配布する。

 同研究会はかつての外国人居留地や居留外国人の活動などを掘り起こし、市民の知的財産とする目的で活動を続けている。今回、「からトラスト(公益信託函館色彩まちづくり基金)」の本年度事業として実施した。

 今回はイギリスに着目。1855(安政2)年からの長く、深いかかわりを文と年表などで分かりやすく解説。イギリス人と結婚した地元の女性6人にまつわるエピソードをはじめ、貿易や布教、教育活動、北洋漁業など多彩な観点から函館とのつながりをまとめた。編集責任の清水憲朔さん(63)は「忘れられた深いかかわりを2ページに凝縮した。メンバーの研究調査の成果をまとめたので濃い内容に仕上がった」と太鼓判を押す。

 岸会長は「読みながら西部地区を散策するとイギリス領事館など普段と違う目線で見られる」とPRする。B3判両面カラーで、3000部作る予定。

提供 - 函館新聞社




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