「五稜星の夢」準備始まる

update 2009/11/23 13:29

 国の特別史跡・五稜郭跡で22日、星形の掘を約1800個の電球で装飾する「五稜星(ほし)の夢」の電球設置作業が始まった。実行委員会会員など約30人とボランティア約80人が参加。冬の函館を彩る作業にいそしんだ。

 全体作業は午前10時から開始した。周囲1.8キロの内堀に沿って杭を土のうで固定。電気ケーブルを引っ掛け、電球を取り付けていった。会員とボランティアは、前日の雪でぬかるむ足元に注意を払いながら、1つずつ丁寧に作業を進めていた。

 札幌市から観光で訪れていた幼稚園教諭の秋谷礼香さん(23)と会社員の濱田里香さん(23)は「ライトアップされるのは知らなかった。とてもきれいだと思うのでぜひ見てみたかった」と話した。

 25日に電球の点灯試験を行い、28日から来年の2月28日まで毎晩午後5時―10時まで点灯する。点灯初日の28日午後5時には趣向を凝らした花火が打ち上げられる。実行委に500円を募金すると、五稜郭タワーから無料で星形に光る五稜郭を見ることができる。問い合わせは実行委員会事務局 рO138-53-65110。

提供 - 函館新聞社




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