「ふっくりんこ」新米店頭に 品質上々 安全PR

update 2010/9/28 16:32

 道南を代表する銘柄米「ふっくりんこ」の新米が27日、函館市内の一部店舗で先陣を切って発売された。新函館農協によると今年の品質は上出来で「ご飯そのものがおかずになるうまさ」と紹介。28日から市内近郊の店舗にも出回る。

 今年の稲作は、春先の天候不順や夏の酷暑と厳しい自然条件にさらされたが、農家や農協、農業改良普及センターなどが連携を図り、この難局を乗り越えた。研究機関によると、平年並みの収穫を見込んでいるという。

 ホクレンショップ函館昭和店(函館市昭和1)では27日午前、コメ売り場に「ふっくりんこ」専用コーナーを設置。渡島・桧山のコメ農家が出演するDVDを流し、「安全でおいしい、自信たっぷりのコメです」と宣伝。同店では全国の15品目を取りそろえ、そのうち客の購入割合は20%がふっくりんこだという。佐藤耕司店長は「ブランド米としての知名度が定着し、安定した人気を誇っている」と話す。

 正午すぎに同店を訪れた市内湯川町の主婦(58)は「ふっくりんこの新米を探していたので、今日発売と聞いてうれしい。地元の農家を応援するためにも、たくさん食べたい」と話していた。

 新函館農協米穀課の三浦治係長は「道南のコメは試食会で高い評価を得た。味はお墨付きで、PRにも力を入れたい」と意気込む。10月中旬に農業関係者が手掛ける、新作の宣伝DVDも披露される。

提供 - 函館新聞社




前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです