箱館奉行所来館者 年間19万6000人を予測…市教委生涯学習部

update 2009/9/27 13:47

 函館市教委生涯学習部は、来年7月29日のオープンを予定している箱館奉行所(五稜郭町44)の来館者見込みをまとめた。平年ベースでは五稜郭タワー搭乗者の4分の1程度、年間19万6000人の来館を予測。オープン1年目の2010年度は話題性から1・25倍に設定し、8月からの8カ月間で14万7000人(年間換算で24万5000人)を見込んでいる。

 開館効果は3年間続き、2年目は21万7000人、3年目が20万8000人で、4年目以降は19万6000人を見込んでいる。

 第3回定例市議会に奉行所の設置条例案を提出。他都市の同様の施設を参考に、入館料は大人500円、学生・児童・生徒は250円とした。入館料収入は、初年度が8カ月で5600万円、2年目8200万円、3年目7900万円、4年目以降は7400万円とした。

 公の施設を民間に管理代行させる指定管理者制度を導入し、予算案は5年間で上限が2億9700万円、1年間で6000万円弱となる。入館料収入は市の歳入となり、見込みでは入館料収入で管理委託料を賄える。設置条例の可決後、指定管理者の公募、選定作業に入る。

 社会教育施設として市が特別史跡五稜郭跡の整備の一環で建設。基本設計、実施設計を経て06年度に着工し、11年度までの5カ年計画で建設している。建設費用のおおむね7割が交付税措置される合併特例債を活用。特例債が適用される実施設計と建設工事分の事業費は約18億2800万円で、借金の償還額は年間約1億円だが、実質的な負担は約3000万円で済むという。

提供 - 函館新聞社




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