開港150周年祝う車内で一服…市電でお茶会

 函館市電の中で一服を楽しむ「電車でお茶会」が19日、函館どつく前電停に車両を止め置いて開かれた。函館開港150周年をイメージし、万国旗を掲げるなどした車内で、約300人の参加者が夏の風物詩となったイベントを楽しんでいた。

 このお茶会は、2003年に函館で開かれた路面電車サミットで初開催されて以来、今回で8回目。同電停付近にある厳島神社の例大祭の一環として開かれている。1回につき約20人が座席に着き、市内の小林茶道教室(小林宗亀主宰)の生徒からお点前を受けていた。

 開港の節目を祝い、華やかな万国旗の下、書き物には地球上の人が理解し合い、異なる文化認めあう意味の「四海同風」がしたためられた。菓子は青い海を表現した「夜明け」が用意された。

 当日券も約30枚売れるほどの人気ぶり。小林さんは「今回は雨でお客様が減るかと思ったが、いつも通りに足を運んでくれた。このイベントが定着したおかげで、これからも趣向を凝らし続けていきたい」と話していた。

update 2009/7/20 11:02
提供 - 函館新聞社


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