「いか天おろしそば」で開港150周年祝う

 函館市内のそば店で作る「函館そばや友の会」(佐々木武充会長)の9店が函館開港150周年を記念し、1日から「いか天おろしそば」を共通メニューとして提供する。同会は「各店の味を楽しんで」と呼び掛けている。

 同会は2004年の発足以来、旬の食材を使ったオリジナルメニューを定期的に考案している。今年は、開港150周年を記念したメニューを検討してきたが、函館の特産であるイカを使うことで一致。加盟店の一つ、丸京(豊川町)が元祖と言われる「いか天おろしそば」を提供することに決定した。

 同店の「いか天―」は、亀澤賀津雄店主(53)が「他店にはない独自の天ぷらそばを」と1981年に考案。肉厚のイカをサクサクとした衣で包んだ天ぷらに、大根おろしが添えられているのが特長で、インターネットなどを通じて観光客らの間でも人気となっている。

 同会に所属する9店では、天ぷらを一口サイズにしたり、具材にカラシ菜やもみじおろしを使うなど、独自のアイデアを披露しており、オリジナルの「いか天おろしそば」の食べ比べも楽しめそうだ。

 亀澤店主は「イカのまちならではのメニュー。食べ応えもあります」と話している。各店650円から700円で提供する。

 丸京以外の店は次の通り。

 やたら家本店(湯川町)、いがら志(柏木町)、東京庵支店(本通)、神山ふでむら(神山)、丸常長寿庵(亀田港町)、かしわ屋(若松町)、東京庵本店(末広町)、長寿庵本店(中島町)

update 2009/6/1 13:44
提供 - 函館新聞社


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