開港5カ国の味詰め込む…未来大生が函館開港150年で弁当

 公立はこだて未来大の学生らが中心となり、函館開港150周年にちなんだオリジナル弁当を考案した。名付けて「開港150周年 はこだて開港サンド」。アメリカやフランスなど、開港時に修好通商を定めた5カ国のパン料理を道産食材で再現。函館市若松町12のJR函館駅構内にある「みかど」などで販売しており、学生らは「函館の歴史を食べて実感して」とPRしている。

 未来大は2005年からさまざまな種類の弁当をみかどと共同開発しており、第9弾目となる。JR北海道も加わり、ゴールデンウイーク期間中はSL函館大沼号の下り車内でも販売した。

 開港サンドは2月ごろから鈴木克也教授を通じて集まった学生5人が開港150周年を記念した弁当のコンセプトを話し合い始め、関係者と打ち合わせや試食を重ねて完成した。

 中身はイカハンバーグをイカ墨入りパンで挟んだ「黒船イカバーガー」やガゴメコンブの粉末を混ぜたパンを使ったサンドイッチ、野菜たっぷりのクロワッサン、コロッケ入りケバブ、和風焼きピロシキの5種類。それぞれ米、英、仏、オランダ、露の食文化を詰め込み、見た目も楽しい仕上がり。道産小麦を使用し、甘みがあるのも特徴だ。

 弁当開発チームのリーダーで、3年生の宮武志保さん(21)は「当時のおしゃれでハイカラな雰囲気を出した。函館の歴史や魅力を感じてほしい」と話している。

 1個880円。9月30日までの期間限定。月曜休み。1日数量限定だが、予約も可。問い合わせはみかどTEL0138・22・2690。

update 2009/5/10 13:03
提供 - 函館新聞社


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