おくりびと18日から再上映…シネマアイリス

 日本映画史上初めて第81回アカデミー賞外国語映画部門を受賞した「おくりびと」(2008年、滝田洋二郎監督)が18日から、函館市本町22の市民映画館「シネマアイリス」で再上映されることが決まった。市民からの問い合わせや要望も多く、同館の菅原和博代表は「ぜひ映画館で作品の良さを堪能(たんのう)して」と話している。

 「おくりびと」は、ふとしたきっかけで納棺師の見習いになった男性がさまざまな死と向き合うストーリー。本木雅弘さんが主演し、国内外で60以上の賞を獲得。興行収入は60億円を突破し、配給会社松竹の歴代記録を塗り替えるほどの大ヒットとなった。

 アイリスでは通算1000本目の作品として昨年12月6日から上映を開始。当初から口コミで観客は増加傾向にあったが、アカデミー賞ノミネートで人気が爆発。配給会社の事情により11週間で上映を打ち切ったものの、アカデミー賞受賞直後は「次はいつ上映するのか」など問い合わせが1日100件も寄せられ、その後も市内外から相次いでいるという。

 菅原さんは「アイリスにとっても記録的な作品になった。やっと上映が再開できてうれしい」と喜ぶ。

 最低3週間は上映する予定。18―24日の上映時間は@午前9時20分A午後2時10分B同6時25分。@のみ1300円、一般当日は1800円。130分。

 問い合わせは同館TEL0138・31・6761。

update 2009/4/15 12:56
提供 - 函館新聞社


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