こどものくにもうすぐ開園

 長年にわたり多くの市民に親しまれている函館公園(函館市青柳町17)内の遊園地「こどものくに」が29日にオープンする。開園を間近に控えた同園では、職員らが慌ただしく遊戯施設の点検や塗装作業などに追われている。

 同園は1956年5月に開園。観覧車は65年に七飯町大沼湖畔東大島から移設された国内で稼働する最古のもの。

 冬期間は休業している同園は、今年も例年通り2月中旬から塗装を始め、3月初旬からは本格的に整備作業などを開始。当初は雪が少なかったなどの理由から20日にオープン予定だったが、今週の空模様が雪と予想されたため1週間ほど延期となった。

 昨年におむつの交換台や身障者用のトイレなどが新設され、通路の舗装も整備されるなど、より快適に遊べるようになった。今年は4月中旬に新しいアトラクションの設置を現在検討中という。熊谷有未統括係長は「小さい子どもでも思いっきり楽しめる遊園地なので、今年も多くの人に来園してほしい」と呼び掛けている。

 営業期間は11月中旬までの予定。開園時間は土日、春休み、夏休み、ゴールデンウイーク期間中は午前10時―午後5時。そのほかは午前11時―4時。入園無料、アトラクションの搭乗は有料。問い合わせは0138・22・5039。

update 2009/3/27 11:05
提供 - 函館新聞社


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