小林亜星さんが記念ソング…函館開港150周年記念事業

 函館市は22日までに、函館開港150周年記念事業の詳細な計画案を発表した。「食・音楽・スポーツ」をキーワードに、7月1日に芸術ホールで開く記念式典では開港150周年アニバーサリーソングを発表。8月8―16日に緑の島を主会場にしたメーン事業は、地元特産の水産物の展示、提供などをする「HAKODATE(はこだて)国際フィッシャーマンズショー」、市民と観光客が一体となって参加できるスポーツ競技を開催するほか、コンサートなどの共催事業も予定している。

 アニバーサリーソングは「新しい函館の歌」をテーマに、市民から事前に公募する歴史や思い出など函館にまつわる言葉を歌詞に編集。作曲家の小林亜星さんが歌を制作する。記念式典やメーン事業のオープニングで披露する予定。

 「HAKODATE国際フィッシャーマンズショー」は、水産加工品の展示・販売や学術機関による研究成果の紹介、シンポジウムの開催など。スポーツ関連では緑の島で海上、緑地で楽しむ競技イベント、千代台公園陸上競技場で子供から高齢者まで幅広い世代を対象にしたレクリエーションイベント「チャレンジ・ザ・うんどう会」を行う。

 共催事業としては、世界各国の音楽団による「2009はこだて国際民俗芸術祭」、演歌歌手八代亜紀さんらが出演する「青函帯2009」、国際教育音楽祭「PMFコンサート」、海の環境保全活動に賛同する歌手の加山雄三さんや南こうせつさんらが出演予定の「ベアフットコンサート」など、5つの音楽イベントを実施する。

 21日にサンリフレ函館で開かれた同事業ワーキンググループの全体会議で計画を提案。2月12日に開かれる第4回同事業実行委員会(会長・西尾正範市長)では事業予算を含むさらに具体的な案を示した上で承認を得て、同中旬すぎには事業概要を固めたい考えだ。事業費は1億2000万円を想定する。

 実行委の岩堀恭一・総合プロデューサーは「事業を目的としてではなく、函館の将来像を描く手段と位置づけ、函館が現在抱える問題点や課題を解決に導けるような踏み込んだ内容にしていきたい」と話している。

update 2009/1/23 12:34
提供 - 函館新聞社


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