東日本フェリー最後の運航
東日本フェリー(函館市港町3、古閑信二社長)は30日、函館―青森など道内と青森県を結ぶ3航路で最後の運航を終え、フェリー事業から完全に撤退した。1日以降、函館と青森、大間を結ぶ2航路はグループ会社の道南自動車フェリー(同、関根二夫社長)が引き継ぐが、室蘭―青森航路は廃止が決まり、41年間続いた歴史に幕を下ろした。
30日は函館―大間間が海上の荒天で2往復のうち大間発の始発便を除く3便が欠航。函館―青森間は4往復が通常通り運航し、函館発の最終便は午後10時ごろ、車両33台、ドライバーを含む利用客41人を乗せて粛々と出港した。室蘭発は午後11時半ごろに出港し、最盛期には5航路あったフェリーがすべて姿を消した。
1日からの道南自動車フェリーによる運航体制では、函館―青森は東日本フェリーの在来船を含む計4隻で1日8往復し、函館―大間は東日本の在来船1隻で来年12月までの1年間、1日2往復を暫定運航する。ターミナルはこれまでと変わらず、旅客運賃が大間航路が最大で約6割、青森航路が3割程度値上げされる。
東日本フェリーは今年9月、燃料高騰による経営悪化と利用客数の伸び悩みを理由に3航路のフェリー運航事業からの撤退を表明。10月末には青函航路の高速船2隻も終航し、国際定期フェリーの金沢―釜山(韓国)航路も休止となった。今後は船舶貸渡事業に業務を特化する。
2008/12/1
No3461
提供:函館新聞社
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