五稜郭タワーにXマスツリー

 12月1日に開幕する「2008はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)を前に、五稜郭タワー(函館市五稜郭町)のアトリウムで25日、高さ約4メートルのクリスマスツリーが点灯し、観光客らの目を楽しませている。国の特別史跡・五稜郭をライトアップする「五稜星(ほし)の夢」に合わせ、12月からはタワー独自の電飾も加わり、ツリーとともに来年2月末まで飾られる。

 このツリーは函館の姉妹都市、カナダ・ハリファクス市から贈られた“産地直送”の本場のモミの木。赤レンガ倉庫群(市内末広町)前の海上に設置するメーンツリーとは別に、市民や観光客にイベントをPRするため、函館空港やJR函館駅など市内10カ所に順次飾られる。

 同タワーのツリーは青、緑、白の3色の電飾約1100個のほか、上空からつり下げられたブランコに乗る約70センチのサンタクロースが飾り付けられ、クリスマスムードを演出。この日は午後5時に明かりがともり、早速、携帯電話のカメラに収める女子高生の姿も見られた。

 散歩がてらタワーを訪れた市内杉並町の松橋祥子さん(61)は「いよいよクリスマスが始まる気がして、函館山の夜景に負けないぐらいすてき。きょうはラッキーでした」と瞳を輝かせていた。ツリーの点灯は毎日午後5時前後から午後10時まで。

update 2008/11/26 14:39
提供 - 函館新聞社


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