箱館奉行所復元工事、特別公開に市民ら2000人

 国の特別史跡「五稜郭跡」で函館市が進める箱館奉行所庁舎復元工事の様子が3日、特別公開された。これまでの公開は抽選に当たった人に限られていたが、この日は誰もが見学できる初めての機会とあって、約2000人の市民や観光客が来場し、幕末当時の建築技法に基づいた工事に見入っていた。

 1864年にしゅん工した同奉行所は、五稜郭跡の中心にあった建物。庁舎全体の3分の1に当たる約1000平方メートル(平屋)を復元している。2006年7月に着工し、10年6月の完成、同年秋の一般公開を目指す。文化の日に合わせた特別公開は、市や設計を管理する文化財保存計画協会(東京)、復元工事共同企業体が行った。

 開場予定の10分前には約50人の見学希望者が並び、予定を繰り上げて公開。実演では木材へのかんながけや、屋根に杉板を止める「土居ぶき」などの作業が行われ、来場者は職人の技術に見入っていた。中庭に面した壁では荒壁への土塗り体験も行われ、市内本通の白井征二さん(67)は「歴史的な建物の復元に参加できるのはうれしい。完成したら見に来ます」と話していた。

update 2008/11/4 14:30
提供 - 函館新聞社


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