磯焼け対策、森林再生 桧山管内町長 道に支援求める…地域づくり推進会議

update 2007/5/30 13:48

 【江差】高橋はるみ道知事は29日、江差町のホテルニューえさしで、2期目の重点施策としてスタートした「地域づくり推進会議」を開いた。桧山管内の各町長は、漁業振興に向けた日本海の磯焼け対策や沿岸の森林再生に向けて道の支援などを求めた。

 同会議は22日の旭川市、23日の釧路市に続いて3回目。道側からは高橋知事、武内良雄桧山支庁長が出席。管内7町長と産業振興をテーマに意見交換した。

 寺島光一郎乙部町長と工藤昇上ノ国町長は、海草類が死滅して海底が石灰化する磯焼けへの対策として、上ノ国沖で昨年から集魚目的で試験を始めたイカゴロ(イカ内臓)の海中投入の本格化を要望。工藤町長は「環境調査では油膜の拡散などの問題はなかった」と説明。寺島町長は「漁業者の経験則としてイカゴロは海藻の生育に有効。道庁でも水産と環境サイドで温度差があり総合調整が必要」と求めた。

 道水産林務部長に就任する武内支庁長は「全道で磯焼け問題を洗い出す。9月に北大でシンポジウムも計画している」と抜本的な取り組みに意欲を見せた。

 また、工藤町長は昨年度、日本海沿岸の森林回復に向け、カシワの実(ドングリ)や苗木を沿岸に植える「日本海グリーンベルト構想」が町内でスタートしたことを紹介。活動を本道日本海沿岸に拡大するよう支援を求めた。高橋知事は取り組みを評価した上で「道もサポートしたい。日本海全体で話を聞いて道も協働して頑張りたい」と答えた。

 高橋知事は、道が検討に入った「森林税」の導入についても「来年のサミット(主要国首脳会議)に環境問題を本道から発信するため森林税を考えたい。道民の抵抗感はあるがチャレンジする価値はある」と強調。寺島町長は道町村会長として「新税には反対だが使い道を緑の回復に限定するならあってもよい」との考えを示した。

 一方、濱谷一治江差町長は、胆振管内洞爺湖町で開かれるサミットで、各国の首脳に江差追分を披露することを提案。渋田正己厚沢部町長は、札幌酒精工業厚沢部工場を中心とした契約栽培や雇用創出による町内産業の活性化に向けた期待を語った。

提供 - 函館新聞社



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