道南のホップPR サッポロビールと七飯町が共同栽培
【七飯】サッポロビール北海道本社(札幌)と七飯町の農家が初めて共同栽培した大麦とホップの畑が3日、報道関係者に公開された。同社の2008年イメージガールの江頭ひなたさんが1株だけ残されたホップから実を摘み取り、PRした。収穫を終えた原料は札幌市内の工場に持ち込まれ、20日に仕込みをし、10月20日には道南産原料を使用したオリジナルビールが出来上がるという。

 2006年に創業130周年を迎えたサッポロビールが同社発祥の地・北海道への恩返しをしようと、道内農家との原料の共同栽培に力を入れている。同町には明治時代に北海道開拓使の官園(実験農場)があり、大麦やホップの研究が行われた歴史的背景から、単発企画として同町に栽培を打診。若手農業後継者でつくる「けっぱれ塾」が中心となって同町鳴川町で栽培された。

 4月に大麦は種まきからスタートし、ホップは上川管内上富良野町にある同社の契約栽培農家から分けてもらった10株を移植した。他の道内産も加え、道南産原料を使ったビール1キロ(ジョッキ3000杯分)がつくられるという。出来上がったビールの扱いは同町が今後検討する。

 同社は「道南でも栽培できることが分かり、上富良野と比べてもそん色のない出来」と評価。同町も「若い農家が新しいことに挑戦する機会になった」と話している。
2008/9/4 No2945

提供:函館新聞社

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