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建設業者6人逮捕…森町談合
【森】森町が2005年に発注した消防防災センター建設工事の入札をめぐって、業者間で談合していた疑いが強まったとして、道警捜査二課や道警函本捜査課、森署などは16日、落札した共同企業体(JV)に参加した準大手ゼネコンの東急建設(東京都渋谷区)札幌支店土木部担当部長、菅沢利昭容疑者(60)=札幌市南区=、森町上台町の町内最大手建設会社「星組渡辺土建」社長、渡邊英明容疑者(56)=函館市柳町=ら6人を偽計入札妨害(談合)の疑いで逮捕した。同入札をめぐっては、4月に道警が聴取した町の元幹部らが町の関与を認める供述をしており、同課などは湊美喜夫町長(79)のかかわりを含め、町主導の官製談合の疑いも視野に、事件の全容解明を進める。
このほかに逮捕されたのは、札幌市内の同支店営業部長桐井秀行(55)、同支店建築部専任部長川本末男(58)、北広島市の同支店営業部次長中田務(59)、函館市松陰町、薮下機械店社長薮下宏一(61)の4容疑者。
調べによると、6人は05年9月28日に森町が実施した消防防災センターの指名競争入札で、同じ入札の参加業者として指名された他の4JVの入札担当者と共謀し、この直前に東急建設と星組渡辺土建が組んだJVが落札できるよう、入札価格の調整を図るなど談合した疑い。
これまでの調べで、町が発注した同センター建設工事の指名競争入札は、星組渡辺土建と東急建設の2社が組んだJVなど計14社の5JVが参加。予定価格5億1610万円(税抜き)に対し、東急建設などのJVは5億570万円(同)、落札率約98%と極めて高い数値で落札。他のJVも落札率の差が1%未満で、事前に業者間で調整があったとみられている。
星組渡辺土建は当初、町内の別の中小建設会社2社との間でJVを組む予定だったが、入札直前になって東急建設とのJVに組み替え、出資割合も東急建設がメーンとなる形にした。
当時、JVから外された建設会社関係者は「突然、東急建設側から組み直しを求められた」と話し、出資割合の変更などと合わせて、関係者の間では入札当初から談合疑惑が持たれていた。
道警は4月、逮捕された2社の関係者のほか、湊町長や町幹部らの任意聴取を進めていた。その中で、当時の建設課長がJV組み替えについて、湊町長の指示をほのめかす供述をするなどしていた。道警は湊町長の関与や町主導の官製談合の疑いもあるとみて、慎重に捜査を進めてきた。
同センターは05年4月、旧森町と旧砂原町の合併に伴い、町消防本部と防災センターを併設する形で新設され、06年10月から業務を開始。延べ床面積は約2360平方bで、総事業費は約8億5000万円。建設には合併特例債が活用された。
渡辺容疑者は逮捕事実を認めているが、ほかの5人は一部否認しているという。 |
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update 2008/7/17 19:24
提供 -- 函館新聞社 |
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