はこだて検定 907人が挑戦

update 2007/3/13 11:21

 「第1回函館歴史文化観光検定(はこだて検定)」(函館商工会議所主催)の初級試験が11日、函館市高丘町の函館大学で行われた。申し込みのあった1002人のうち907人が受験。100点満点の70点以上が合格で、合否の結果は30日に本人に送られる。

 函館で初めての「ご当地検定」で、昨年12月中旬に公式テキストブックが発売され、受験の応募を開始。B5判192ページのテキストは3000冊発行され、同市内の主要書店や一部コンビニエンスストアなどで取り扱い、2月中旬ごろにはほぼ完売した。

 応募者を地区別で見ると、函館、北斗両市、七飯町で897人と全体の89・5%を占めた。このほかの道内が6・0%、道外が4・5%で、最も遠方の申込者は神戸市からだった。平均年齢は45・7歳で、最高齢が83歳、最年少が12歳。職業別では、会社員や公務員、自営業などの就業者が67・5%と最も多く、無職・その他が29・0%、学生が3・5%だった。

 試験は87題あり、解答項目は100問。テキストに網羅された内容から出題され、「かっぱがす」「ほんずなし」といった方言の意味をはじめ、遺跡や箱館戦争などの歴史関係、函館ゆかりの作家を問う文化関係など多岐にわたった。

 受験した函館市内の男性会社員(30)は「ほぼ一夜漬けに近く、もうちょっと勉強しておけばよかったかなと思ったが、ほぼ想定していた内容」と手応えをつかんだ様子だった。

 なお、次回の検定は11月11日に初級と上級を実施する予定。試験に先駆け、改訂版のテキストブックが4月中旬にも販売される見込み。

提供 - 函館新聞社



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