「記憶に残る事業に」…函館 開港150周年 実行委設立総会

update 2007/12/1 15:27

 2009年の函館開港150周年に向けた「函館開港150周年記念事業実行委員会」の設立総会が30日、ホテル函館ロイヤル(市内大森町)で開かれ、西尾正範函館市長を会長とすることを決めた。設立趣旨に賛同した75団体・企業などから約100人が出席。西尾市長は「本市は港や海と共に街の歴史を刻んできた。先人が築いてきた歴史と文化、その精神を受け継ぎ、市民の記憶に残るような函館ならではの事業を実施したい」とあいさつした。

 畑秀叔渡島支庁長は、「道民全体で記念の年をお祝いしたい。函館、本道を国内外に発信するチャンス。この機会に愛着と誇りを持てる地域づくりが進むよう期待する」との高橋はるみ知事のメッセージを紹介した。

 総会では委員会規約を制定。役員として副会長に函館港湾振興会の兵頭法史会長ら5人、監事2人を選出し、名誉会長には高橋知事、顧問に道開発局函館開発建設部の大寺伸幸部長ら10人を委嘱した。実行委にはワーキンググループを設け、市民からスタッフを公募し、市民協働で事業を進めることを確認した。

 事務局は今後のスケジュールや取り組み方針を提示。09年7月1日(開港記念日)に記念式典を行うことや、横浜市との連携で豪華客船「飛鳥U」を利用した市民クルーズ構想、メーン会場予定地の緑の島に、500―1000人が収容可能なドーム型テントの設置などの案を提起した。本年度内にワーキンググループの会議を随時行い基本計画を策定。08年夏までに実施計画を示し、08年度中にプレイベントを予定している。

提供 - 函館新聞社



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