市立博物館五稜郭分館 きょうから無料開放

update 2007/11/23 16:43

 函館市が進めている箱館奉行所の復元整備に伴い、今月末で閉館する市立博物館五稜郭分館(佐藤克己分館長)は、23日から最終日の30日まで無料開放される。佐藤分館長は「半世紀以上にわたり館を支えてくれた市民に感謝の気持ちを込めた」とし、来館を呼び掛けている。

 同分館は1955年に開館。箱館戦争や五稜郭築城などに関わる歴史資料館として市民や観光客に親しまれてきた。現在は最後の特別展「さよなら これが五稜郭分館だ!」を開催中。同館誕生のきっかけとなった北洋博覧会(54年)、箱館戦争で藩士が戦死時に着用していた軍服、五稜郭の堀で作られていた箱館氷、科学教室などの資料829点を公開し、函館の歴史の息づかいを伝えている。

 閉館後、収蔵資料は本館(青柳町)などに移送される予定。佐藤分館長は「北洋博、科学教室を知る人たちをはじめ、いろいろな思い出が館には詰まっている。その懐かしさはこの館だから触れることができる」と話している。

 時間は午前9時から5時(入場は同4時半)まで。26日は休館。問い合わせは同館TEL0138・51・2548

提供 - 函館新聞社



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