エム・ティー・エスがコールセンター開設

update 2007/3/2 10:46

 パソコンや無線LANなどIT(情報技術)機器の訪問設定などのサービスを有償で提供するエム・ティー・エス(名古屋市、松橋敏雄社長)は1日、三井生命函館若松町ビル(函館市若松町6)にコールセンターを開設した。24時間体制で、全国から業務を請け負う。現在、東京都内にあるコールセンター業務を将来的に函館に集約する方針で、年内に地元から100人規模の人材確保を目指す。

 同社は、パソコン周辺機器大手のバッファローと同じ、メルコホールディングスの子会社。企業のネットワークシステムの構築業務のほか、個人のパソコン設定なども受注し、全国の工事店に発注している。同分野の業務では国内最大手で、月間2―4万件を請け負っているという。

 函館進出は、昨年夏から検討し、同社の協力企業であるみのり(同市昭和4、加藤進社長)や、市の協力で実現。松橋社長は「気候条件や方言の問題などで、九州や道内他都市と比べて検討した結果、優秀な人材が確保できると判断した」と説明する。国内の景気回復を受け、中部圏や東京での人材確保が困難になっていることも函館進出の背景にあるという。

 地元採用はみのりが担当し、業務を委託する。今後ハローワークや求人情報誌などを通じ、6月ごろまでに40人、年内には100人規模で採用する考え。

 加藤社長は「基本は正社員で採用し、函館の雇用機会を増やしていきたい。長く勤務できる人材を確保したい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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