精巧な仕上がり 豪快な漁を連想…立石さん模型船作品展

update 2007/2/6 13:19

 函館市浜町の立石富夫さん(73)が趣味で制作した模型船を紹介する作品展が5日、函館市本町31の本町市場内「市場の中の小さな美術館」で始まった。全長が約1メートル90センチの「いか釣・まぐろ漁船」と約1メートル65センチの「ホタテ八尺引き漁船」の2点を紹介。共に16分の1の大きさで、精巧な仕上がりとなっている。操業時の波音や、船上の活気ある漁の様子が目に浮かんできそうだ。17日まで。

 立石さんは20代で家業の造船所を継ぎ、1962年から模型船を作り始めた。同ギャラリーでは4年前から北前船なども紹介してきた。今回の2点は、2005年末から仕事の傍ら制作し、1年かけて完成させた。

 素材は強化プラスチック。立石さんは「船体の型枠を作るのが難しい」と語る。イカ釣り漁船はライトを64個つけて壮観さを増している。ホタテ漁船は、オホーツク海の地蒔(じまき)養殖で活躍するもので、八尺と呼ばれる網を引き上げるクレーンは約80センチで制作。豪快な漁の雰囲気を感じさせている。

提供 - 函館新聞社



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