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超低床電車 来月下旬から運行

update 2007/2/1 13:56
 函館市交通局は31日、3月下旬に運行開始を予定している新型車両「超低床電車」(LRV=ライト・レール・ビークル)を公開した。函館では初めてとなる2連接式車両。障害者だけでなく、幼児から高齢者までが利用しやすいユニバーサルデザインで、電停と乗降口の段差を極力解消し、車内の床も全面的に平らにした。車体カラーは港町や夜景を想起させる青と、白を基調とした。今後、動力やブレーキなどの試験、運転士の訓練を経て、営業運転を開始する。

 購入価格は約2億370万円で、昨年12月中旬に納車された。2002年度から車体を改良した乗降口部分が低い部分低床車を導入しているが、11年ぶりの新車となる。車体のほか、台車部分、駆動機器などすべてを国産メーカーが製造。低床仕様のため、1両式ではカーブが曲がりきれず、2連接式を採用した。

 車両の全長は約13・3メートル、幅約2・3メートル、高さ約3・7メートル。定員は、座席、立ち席合わせて62人で、既存車両より若干大きい。地上から床までの高さは38センチで、従来車より約40センチほど低く、市内13カ所のバリアフリー対応の電停(約20センチ)での段差も小さい。

 車内の床は平らで、車いすの客には、乗務員が補助スロープを設置して対応。最大で2台の乗車が可能で、固定ベルトを備え付けた。このほか、運転席から車内外を確認するためのカメラや冷暖房が装備され、運賃表示器には液晶ディスプレーを採用した。走行音も小さく、快適性を重視した仕様となった。

 導入後は、2路線で5往復程度の運行を予定。若狭正男局長は「市民の評価や、経営収支を考えて、2台目以降の導入を検討していきたい」と話している。
提供 -- 函館新聞社


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