市スポーツ賞/9個人・3団体受賞

update 2007/1/30 10:10

 地元スポーツの普及発展への功績や、全国規模の競技大会で優秀な成績を収めた個人・団体をたたえる2006年度の函館市スポーツ賞の受賞者が29日、発表された。9個人・3団体が選ばれ、功労者部門に函館地区バドミントン協会会長の加藤清郎さん(72)、道南陸上競技協会審議員の田口純子さん(68)、今回創設された特別表彰には陸上競技の京谷萌子さん(潮光中3年)が輝いた。2月21日午後3時半から、函館国際ホテルで表彰状の贈呈式が行われる。

 全国的な大会で3位以上の成績を収めた個人・団体に贈る成績部門には、相撲競技の白取孝友さん(28)、陸上競技の渡邊和弥君(的場中2年)、中原元子さん(北中1年)、加藤辰弥君(椴法華小6年)、水泳競技の狩野理紗さん(亀田中1年)、小野寺未来さん(鍛神小4年)の6人と、函館大学ボウリング部男子チーム、同大少林寺拳法部上山・佐藤組、本通中陸上部女子400メートルリレーチームの3団体が選ばれた。

 地域でスポーツ競技者の育成指導に貢献した個人・団体へ贈る功労者部門は本年度、個人のみの受賞。加藤さんは1992年から函館地区バドミントン協会会長、北海道バドミントン協会副会長に就任。日本リーグや全道選手権大会など全国・全道大会を誘致し、企画運営に尽力するほか、小中学・高校生を対象とした大会を増設し、市内のバドミントン競技人口の拡大に寄与した。

 田口さんは75年から道南陸上競技協会理事、少年少女陸上教室コーチなどを歴任。長年にわたり道南地域の青少年の陸上競技力向上に努め、多くの優勝・入賞者を輩出させるなど優れた指導実績を挙げた。

 特別表彰は本年度新設され、成績部門で規定する全国大会で、2年連続1位か3年連続3位以上の成績を収めた個人・団体が対象。同表彰を受けた京谷さんは2005年10月の第36回ジュニアオリンピック陸上競技大会(神奈川県)、昨年8月の第33回全日本中学校陸上競技選手権大会(香川県)で、いずれも女子走り高跳びで優勝し、2年連続で好成績を残した。

 成績部門の白取さんは同10月、第61回国体相撲競技(兵庫県)の成年男子A個人の部で3位、渡邊君は同月開催された第37回ジュニアオリンピック陸上競技大会(神奈川県)でB男子1500メートル2位、中原さんは同大会のC女子100メートルハードルで優勝した。

 狩野さんは同3月、第28回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会(東京都)で、11―12歳の部女子100メートル、同200メートルの自由形でいずれも2位。加藤君は同8月の第22回全国小学生陸上競技交流大会(同)で男子走り高跳び3位、小野寺さんは同月開催された第29回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会(同)の10歳以下の部女子50メートルバタフライで優勝した。

 団体で受賞した函館大学ボウリング部男子チームは4年の鈴木大介さん(22)、宮川裕充さん(21)、庄司貴一さん(22)、松尾弘幸さん(同)、立和田充志さん(同)、2年の鈴木亮平さん(20)、千葉達也さん(同)の7人で構成。同11月に行われた文部科学大臣杯争奪第44回全日本大学ボウリング選手権大会(同)の男子チーム戦で準優勝した。

 同大少林寺拳法部は上山清美さん(21)と佐藤智恵さん(20)の2人組で、同10月に開催された少林寺拳法全国大会in北海道(札幌)の一般女子三段以上の部で優勝。

 本通中陸上部女子リレーチームは笠原亜梨沙さん(3年)、鷹彩乃さん(2年)、高村真衣さん(同)、高村祐衣さん(同)の4人で、同8月の第33回全日本中学校陸上競技選手権大会(香川県)の女子100メートルリレーで3位に入賞した。

 受賞者は市スポーツ振興審議会(柳沢勝会長)が、井上博司市長に答申した通りに決まった。

提供 - 函館新聞社



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