函館港イルミナシオン映画祭閉幕

update 2006/12/4 13:24

 「第13回函館港イルミナシオン映画祭」(実行委主催)は最終日の3日、函館山山頂クレモナホールで第10回シナリオ大賞授賞式を行うなどして閉幕。期間中の観客動員数は前年比5・9%減の1580人(主催者発表)だった。

 最終日は“函館の記憶シリーズ”と題して、地元ロケ作品「骨まで愛して」(斉藤武市監督)を上映。「ヨコハマメリー」の中村高寛監督やプロデューサーの白尾一博さんらがゲストで登場し、撮影時の秘話を公開するなど、多くの映画ファンを魅了し盛り上がりを見せていた。

 第10回シナリオ大賞授賞式では、グランプリ(函館市長賞)を受賞した「花」の湯浅弘章さん(28)=東京都中野区=に賞状と賞金300万円が、優秀賞を受けた「念力」の織田高広さん(25)=同調布市=、「TEEN」の鹿目けい子さん(31)=同小金井市=には家庭用映写機などが贈られた。そのほか、審査員賞の4人にも賞状と副賞が贈られた。

 湯浅さんは「とてもうれしい。いただいた賞金は受賞作品の映画化に向けて活用したい。いつか、函館に恩返しを」とあいさつし、受賞の喜びを語った。続いて、「狼(おおかみ)少女」(第6回シナリオ大賞受賞作)を披露し、全作品の上映を終了。その後、閉会式を行い、映画の祭典に幕を閉じた。

 ことしの映画祭は、メーン会場(クレモナホール)のほか、第2会場のはこだて写真図書館1階「TAKADAYA Cafe」でも、函館で活動に励む映画人のインディーズ作品を上映するなど新しい試みがなされ、好評だった。

提供 - 函館新聞社



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