「五稜星の夢」開幕

update 2006/12/2 13:16

 国の特別史跡・五稜郭跡をイルミネーションで彩る「五稜星の夢(ほしのゆめ)」(実行委主催)が1日、始まった。18回目となる今回は4月の新タワー開業以来、初の開催で、巨大な星の4つの角がくっきりと浮かび上がり、市民や観光客を驚かせた。

 堀の内周約1・8キロにわたって電球約2000個を設置。昨年までの旧タワーは展望台が地上45メートルで、星形の手前が見える程度だった。新タワーの展望台は地上86メートルと同90メートルの2層構造で、これまでより全体像が鮮明に見られるようになった。

 午後5時になると同時に一斉に電球を点灯。花火が打ち上げられ、見物に訪れた人に幻想的なムードを演出するとともに、実行委(宮下俊雄委員長)は来年2月末日まで続くイベントの成功に願いを込めた。

 展望台から眺めた西村美樹さん(函館西高1年)と鈴木里奈さん(同)は「星形全部を見られなかったのは残念だけど、夜景がきれいなので許します」と話していた。

 展望台には、星型の短冊を飾ることができるクリスマスツリーも登場。思いの詰まったメッセージは、家族の健康や幸せ、将来の夢のほか、運命の出会いを記したものも。なお、イルミネーションの点灯は午後5時から同10時まで。

提供 - 函館新聞社



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