「楽しかった」94%…オンパク・アンケート

update 2006/11/14 12:17

 はこだて湯の川オンパク実行委(刈田眞司委員長)は13日までに、イベント参加者によるアンケート結果をまとめた。16日間で企画された54プログラム(184回開催)に参加した1951人のうち、1490人が回答(回収率76・4%)。「楽しかった」と答えたのが、93・9%と高い数字だったほか、「次回も参加するか」の問いには、99・2%が「参加したい」と答えた。実行委は来年4月に第2回を計画しており、心強い結果だった。

 参加者は「女性」が約8割。年代別では、「30代」が23・5%と最も多く、「50代」が22・6%、「40代」が18・6%、「60代」が14・8%と続き、30―60代で全体の約8割を占めた。

 居住地別では、「函館市内」が85・7%と大多数。「その他道内」は10・8%ながら、「市内とその近郊を含めると90%強になりそう」(実行委)で、当初から目標としていた地元客への浸透が図られた感がある。なお「道外」は3・5%だった。

 オンパクを知ったきっかけは「友人・知人から」が34・7%と最も多く、いわゆる“口コミ”の強さが証明された。続いて、「オンパク関係者」が18・7%、「新聞」が17・0%など。

 一緒に参加した人は、「友達」が41・3%、「ひとり」が27・5%、「夫婦」が11・4%など。人数は「2人」が42・6%、「3人」が13・3%、「4人以上」が14・2%だった。

 参加したプログラムの満足度は、93・9%が「楽しかった」、5・7%が「普通」、0・4%が「楽しくなかった」と回答。具体的な感想としては、満足度の高さを示す内容が大多数を占め、イベントの継続や温泉街の隆盛に期待を込める声も。一方で、「PR不足で、市民への認知度が低い」「入浴できる期間を長くしてほしい」「平日の日中だと参加しづらい」などの意見も寄せられた。

 次回オンパクについては、「参加する」が99・2%、「参加しない」が0・8%。参加してみたいプログラムの内容について(3つまで選択)は、「食べ物」が17・8%、「音楽会」が15・1%、「エステ・マッサージ」が14・7%。香雪園や松倉川、元町地区など散策・ツアー3項目を合わせると、26・2%に達した。

 なお、会員登録数は、インターネットによる220人と、アンケート用紙による331人で、登録率は全参加者の25・1%。実行委の星野裕事務局長は「最初は待つだけだったが、会員に対して積極的に情報を発信できるのは強み」と説明。

 また、温泉街の関係者についても、「半信半疑で始めたことが、参加者が喜んで帰っていく姿を見るうちに、『やればできる』という意識が芽生え、次回以降への励みになったはず」と話している。

提供 - 函館新聞社



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