矢不来トンネル貫通…函館江差自動車道の富川―茂辺地IC

update 2006/10/17 11:33

 【北斗】函館開発建設部が建設を進めている函館江差自動車道の富川IC(インターチェンジ、北斗市富川)―茂辺地IC(同市茂辺地)間で16日、「矢不来トンネル」(同市矢不来、延長507メートル)の貫通式が、同トンネル構内で行われた。関係者は工事の区切りを祝い、今後も安全第一で作業を進め、一日も早く開通することを誓った。

 同自動車道は函館IC―江差IC間約70キロに計画されている高規格幹線道路で、2003年に函館IC―上磯IC間8・4キロが開通。現在は上磯IC―富川IC間4・6キロ、富川IC―茂辺地IC間5・4キロの早期開通に向けて工事が進められている。

 同トンネルは、富川ICから木古内方向へ約2キロの切り立った山中に位置する。05年2月に着工し、木古内側から函館側に向けて掘り進められ、9月30日に貫通した。

 貫通式には、函館開建、工事を請け負っている松本・加藤・新太平洋経常建設共同企業体、地元自治体などから関係者約100人が出席。トンネルの函館側口にかけられた幕が下ろされる「貫通の儀」で、太陽光が構内に差し込むと、大きな拍手がわき起こった。

 函館開建の福井孝建設部長らによる「鏡割りの儀」の後、あいさつした松本組の宮部英一社長は「工事は来年の9月まで続くが、みなさんの協力の下、事故を発生させないように努力していきたい」と話した。

提供 - 函館新聞社



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