湯の川地区の飲食店を調査…まちワーク研究室

update 2006/8/12 14:31

 道教大函館校の根本直樹助教授の指導の下、活動する学生サークル「まちワーク研究室」が、函館市湯の川地区にある飲食店などの現地調査を進めている。街並みや歴史について収集した情報は、冊子にして発行されるほか、湯の川温泉街をメーン会場に、今秋(10月21日―11月5日)開催予定の体験型ロングランイベント「はこだて湯の川オンパク」のガイドブックにも盛り込まれる見込み。

 調査には、学生8人が参加し、国道278号(漁火通)や道道函館・南茅部線沿いの飲食店を手分けして訪問。店主らに、営業時間や駐車場の有無をはじめ、店のこだわりやおすすめメニューなどを聞き出し、8日からの4日間で約40店分のデータを集めた。

 同地区に点在する空き地や橋などの歴史をひもとくことになっており、写真撮影や地元住民への聞き取り、市中央図書館などでの文献収集も実施。このほか、以前に各旅館が発行していたという絵はがきに載った風景を、地図上で紹介するための裏付け調査も行っている。

 今回の調査全般は、「はこだて湯の川オンパク」の運営主体である、函館湯の川温泉旅館協同組合(金道太朗理事長)の依頼で実現。同研究室が作製した地図は、イベントのガイドブックに掲載されるほか、発掘した散策ルートは「まち歩きツアー(仮称)」として、同オンパクのイベントとしての採用を目指す。

 調査結果は多岐に渡り、同研究室は来年2月にも24nの冊子として、独自に発行する予定。

 同研究室の幹事山崎拓郎さん(21)は「商店街の人たちには、突然の訪問にも気軽に応じてもらっていて、普段聞くことができない貴重な話を耳にでき、感謝している」と話す。企画するツアーについては「地元の人は近くにいながら知らないことが多いはず。少しでも湯の川の歴史に触れ、気軽に参加できる内容にしていきたい」と実現に向けて張り切っている。

提供 - 函館新聞社

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