箱館奉行所復元工事の準備始まる
update 2006/7/14 10:47
国の特別史跡・五稜郭跡(五稜郭公園)で13日、箱館奉行所庁舎の復元工事に伴う準備作業が始まった。公園北側にある裏門橋前の無料駐車場を閉鎖し、切り替えられる散策路の位置確認や工事現場の事務所となるプレハブの搬入などが行われた。
本年度は基礎工事が主で、庁舎の建設工事は来年度以降。同駐車場は資材置き場となるため、今月中は仮囲いする作業などを進める。24日以降は裏門橋を通行止めにし、橋の上に仮設橋を架け、資材運搬に使用する車両専用の通路を設ける。このため、出入り口は正面からのみとなり、裏口への通り抜けができなくなる。
8月4日には工事事業者による安全祈願祭が行われる予定。これらの作業が終わり次第、8月中旬ごろから、庁舎建設に向け、基礎工事に取りかかる。
復元工事は国や道の補助を受け、総工費33億円をかけて実施。復元するのは、江戸時代末期の姿で、建物約3000平方メートルのうち、執務室などの役所部分約1000平方メートル。2010年の供用開始を目指している。
提供 - 函館新聞社
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