渋谷−函館間 バスとフェリーで1万500円…国際興業が来月キップ発売

update 2006/6/24 13:25

 運輸・交通業などの国際興業(東京)は7月1日から、東京・渋谷―函館間を高速バスとフェリーで約15時間でつなぐ「渋谷・函館きっぷ」を発売する。同21日から運行を開始し、片道料金が大人1人1万500円と割安で、学生割引も設定。東京―青森間で高速バスを運行し、フェリーに接続させるプランは、今月に入って青森のバス会社も参入を表明しており、北海道新幹線開業を前に、交通業界がにわかに活気づいてきた。

 同社は、2002年12月に池袋―青森駅前を結ぶ高速バスの運行を始めた(04年4月には東京の発着地を渋谷に変更)。乗車記録などから、函館、北斗両市、七飯町などの利用者も多く、東日本フェリーと連動させたプランの検討を進めていた。

 渋谷―青森間の夜行高速バスには、より快適さを追求するため、新たなバス1台(購入費5000万円以上)を導入。席数は現行のバスと同じ29席だが、シートは通常の横幅より2割ほど広い50センチとゆったりしている。

 また、1日1便のバスからフェリーへの乗り換えをスムーズにするため、これまでの青森駅だった発着地を青森港フェリーターミナルに変更。函館港フェリーターミナル―JR函館駅間には、地元バス会社によるシャトルバスが運行する(別途300円)。

 乗車券の販売は、国際興業高速バス予約センター(TEL03・5917・8510)をはじめ、JTB各支店、コンビニエンスストアの一部でも取り扱うほか、同社のホームページ(HP)からの予約も可能。

 同社は「夜間に移動する利便性と、価格での優位性をアピールし、多くの人に利用してもらいたい」と話している。

 問い合わせは、同社運輸事業部運行課TEL03・3273・1127。HPアドレスはhttp://www.kokusaikogyo.co.jp

提供 - 函館新聞社



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