箱館五稜郭祭フィナーレ
update 2006/5/22 10:05
第37回箱館五稜郭祭(同実行委員会主催)の維新行列と音楽パレードが21日、函館市の五稜郭周辺で行われ、2日間の祭りは幕を閉じた。榎本軍や明治新政府軍にふんした総勢900人が練り歩き、市民らが目の前で繰り広げられる時代絵巻を堪能した。
幕末の開港や五稜郭の開城、箱館戦争など、函館が歩んだ歴史をいまに伝えようと毎年開催している。今年は、昨年の雨天とはうって変わっての快晴。戦闘シーンの再現を一目見ようと、パレードが通過する沿道には人垣ができた。
午後1時、中島廉売通りと千代台公園を出発した行列は、市内の小中高校生による吹奏楽の演奏を先頭に行進。初日に引き続き参加した俳優の山本耕史さんらを乗せた黒船や、当時の軍服を再現した外国兵も登場した。
行啓通で行われた最大の見せ場、白兵戦は、榎本軍と新政府軍が撃ち合う大砲を合図に幕開け。鉄砲隊の銃撃や迫真の殺陣を披露し、観客から拍手が沸いた。
一行は五稜郭公園に到着。特設ステージで祝砲や鏡開きなど「開城セレモニー」を実施し、閉幕した。
提供 - 函館新聞社
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