松前城築城400年記念式典「歴史遺産大切に」

update 2006/5/14 13:24

 【松前】満開のサクラが咲き誇る松前城で13日、築城400年を祝う記念式典が開かれた。会場となった観濤(かんとう)台には、約300人の来賓のほか、多数の町民や観光客らが来場。前田一男町長は「先人の歩みをしっかりと見据え、現在、未来に向かって何をすべきか問うべき時。小さなまちの大きな歴史的遺産を大切に、これからのまちづくりを進めたい」と式辞を述べた。

 式典には、高橋はるみ道知事も出席し「松前は北海道を代表する観光地としても知られており、今後も期待している」とあいさつ。続いて同町出身の川村正道議や斉藤勝・同町議会議長、松前家22世の松前之廣氏が祝辞を述べた。

 くす玉が割られ、中から「歴史が彩る松前町 今 甦(よみがえ)る 松前城築城400年」という記念行事のキャッチフレーズが現れ、会場は大きな拍手に包まれた。

 閉会後は、特設舞台で道の無形民俗文化財「松前祇園ばやし」や、国の無形民俗文化財「松前神楽」などの郷土芸能が披露された。城下町では、唐津―松城―福山の3商店街で「北海道奴(やっこ)振り大会」も盛大に催され、沿道は多くの観客や地元住民らでにぎわった。

提供 - 函館新聞社



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