11月に全国シェルターシンポジウム…高橋知事ら講演
夫や恋人などパートナーからの暴力「ドメスティックバイオレンス(DV)」の根絶を目指し、「全国シェルターシンポジウム2006」(同実行委、全国女性シェルターネット主催)が11月25、26日の2日間、函館市内で開かれる。函館では初開催。高橋はるみ道知事と片山善博鳥取県知事による基調講演などでDVについて理解を求める。
シェルターとは、DV被害を受けた女性の“駆け込み寺”。被害者をかくまう施設としてウィメンズネット函館(古川満寿子理事長)など全国40団体が民間シェルターを設けている。
ウィメンズネット函館は1998年に設立。同年度で9人だった年間シェルター利用者は、2004度には親子で計86人まで増加した。05年度の利用者は親子合わせて58人。古川理事長は「さまざまな悩みを抱えて来る人ばかり。今後、被害者の自立を支える上で、行政がどうかかわるかが課題」と話す。
そこで今回のテーマを「自治・人権・協働」と設定。「社会の中で民間シェルターとしてどうかかわれるか考えたい」と古川理事長。シンポジウムでは高橋知事らの基調講演のほか、分科会も実施する。悩みを抱える人がDV経験者に相談し活力を得る場とするとともに、DVを社会問題と捉え、新たな一歩とすることを目指す。
古川理事長は「現在3人に1人がDV被害に遭っていると聞く。DVは決して被害者のせいではないし、対策があることを知ってもらいたい」と語り、多くの参加を呼びかけている。
実行委は6月までに詳細を決定し、参加申し込みをスタートする予定。問い合わせは実行委TEL0138・33・2110。
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