旧函館西警察署の解体始まる
update 2006/4/23 13:03
函館市が「函館臨海研究所」(仮称)として再整備を進める、旧函館西警察署庁舎(大町13)の解体工事が始まった。27日からは外壁の一部を取り壊し、連休明けには足場を組み、工事用のシートで覆う予定。現在の姿を見られる期間はあとわずかで、市都市デザイン課では「新しく生まれ変わる前に、勇姿を見納めて」と市民に呼びかけている。
同庁舎は1926(大正15)年の建設。函館西警察署が海岸町に移転した84年まで使用された。89年には市の景観形成指定建築物等に指定されている。
新設する臨海研究所は、市の「国際水産・海洋都市構想」の拠点施設となる。建設は2005年度からの2カ年計画で、総事業費は約4億円。北大大学院水産科学研究院や民間研究機関の研究室、同構想の推進協議会事務室などとして利用される。
新しい建物は、鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積約1130平方メートル。現在の建物を解体し、資材の一部を流用する。各資料を元に、建設当時の外観を忠実に再現する方針で、07年4月に供用開始の予定。
提供 - 函館新聞社
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