新五稜郭タワーがオープン

update 2006/4/2 12:14

 特別史跡五稜郭跡の全景が見渡せる新タワー(函館市五稜郭町43)が1日、オープンした。中野豊・五稜郭タワー社長と井上博司・函館市長ら来賓6人が1階エレベーター前でテープカットを行い、営業開始。待ちわびた大勢の市民や観光客らが早速、展望台に上がり、眼下に広がる眺望を満喫した。

 旧タワーの高さ60メートルから、避雷針を含め107メートルとなり、高さ90メートルの展望台からは、五稜郭の星形がはっきりと望め、函館の街並みを360度楽しめる。また五稜郭の復元模型や歴史を伝える年表、絵図面なども展示され、抜群の景色はもとより、五稜郭の歴史も学べるスペースとなった。

 同日は午前9時のオープンを前に、テープカットが行われた。中野社長は新タワー建設に尽力した関係者らに謝意を示し、「函館、道南の観光拠点の大きな一つとして、これから観光振興に向け、努力したい」とあいさつ。入場待ちで約100人が列を作った。

 地上から最上階の展望台まで、エレベーターで約30秒。来場者は扉が開くと同時に、「わー、すごい」などと歓声を上げ、身を乗り出すようにして眺めに見入っていた。

 市内八幡町の会社員、石垣和司さん(63)は「吸い込まれるような景色。今度は夜に訪れたい」と感心した様子。家族旅行で山梨県富士河口湖町から訪れた主婦、大石愛子さん(67)は「初めて来た函館の景色を一望できて感激した」と話していた。

 タワーの営業時間は20日まで午前9時―午後6時、21日から10月20日までは午前8時―午後7時。無休。展望料金は一般840円、中高生639円、小学生420円、乳幼児は無料。団体料金などもあり。

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