福岡・小郡の「みくにっこ劇団」、子ども歌舞伎と交流

update 2006/3/27 12:15

 27日午後6時半から、函館市芸術ホール(五稜郭町37)で舞台劇「箱館戦記〜新章〜静かなる獅子」(同実行委主催)を上演する、福岡県小郡市の児童劇団「みくにっこ劇団レインボーキッズ」が26日、来函した。同日夜には湯元啄木亭で、函館子ども歌舞伎(市川団四郎さん主宰)の団員と交流会を開催。金山正智実行委員長は「高松凌雲先生の縁があって、函館で公演していただけるのは大変うれしい。市民も楽しみにしています」と歓迎のあいさつを述べた。

 交流会には、小郡市から、出演する児童35人を含む関係者約50人、函館からは、多賀谷智函館市教育長や実行委メンバー、子ども歌舞伎団員ら約50人が出席した。

 最初に、子ども歌舞伎の団員10人が「白浪五人男」を披露。代表して団長の古川亜美さん(17)が「同じ舞台活動を志すもの同士。よろしくお願いします」と歓迎の口上を述べた。

 続いて、小郡の子どもたちに「ようこそレインボーキッズ」と書かれたイカをかたどったパンを贈呈。お礼に小郡の子どもたちも劇の一場面を演じるなどし、双方の子どもたちから拍手や歓声が上がった。

 土方歳三を演じる松本萌さん(12)が「明日は頑張りますので応援してください」とお礼のあいさつ。函館市などからも記念品が贈られた後、子どもたちは旅の疲れも見せず、函館山に夜景見学に出発した。

 高松凌雲役を演じる森山晴香さん(11)は「函館のお客さまの印象に残るような演技を見せたい」と意気込みを話していた。

     ◇ 

     同劇は、箱館戦争を舞台に、医師として敵味方なく傷病兵治療に尽くした凌雲と、戦いに身を投じる土方歳三との交流などを描く。

 入場は、大人1300円、中学生以下700円。問い合わせは同ホール・0138・55・3521。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです