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大門火災、再開、移転…奮闘の1年 |
| update 2005/12/20 16:22 |
函館市大門地区の繁華街で発生した火災は20日で、1年が経過した。未明の商店街を襲い、空き店舗を含む8店舗、延べ約1200平方メートルを焼いた。放火との見方が強いが、検挙には至っていない。被害を受けた店舗は、大門復興を願って同地区で営業を再開したり、新天地を探して移転営業にこぎつけたり、奮闘しながら被災からの1年を迎えた。
出火場所から鉱物性の油分が検出されたことなどから、函館西署は放火事件とみて捜査。しかし、人気の少ない早朝の犯行で「目撃情報に乏しい」(同署)と、捜査は難航している。
現場付近ではこの十数年の間に原因が判然としない火災が数件発生。現場周辺の土地、建物の権利が複雑なことも踏まえ、同署は目撃情報で寄せられた、不審人物や車両なども含め、慎重に調べている。
り災した営業6店舗のうち、同地区で営業を再開したのは4店舗。昨年12月29日に営業を再開したそば店「丸南本店」(若松町19、大山信義社長)は「無我夢中で1年間はあっという間」と振り返る。
創業114年の老舗。1階店舗、2階事務所兼住宅がり災し、従業員総出で後片付けをするなどし、年越しそばの注文に間に合わせた。「お客さんに応援してもらった」と苦難を乗り越えた安どを示しながら、「犯人が捕まっていないので不安」と漏らす。
西城仏壇店(西城守社長)は10月、市内美原で「わらべ堂西城仏壇店」として再開。約20年間営業した大門地区を離れた。西城社長は「大門への名残はあるが、新たな場所で商売を続けようと思った」。ただ「長年の顧客名簿が焼失し、お世話になったお得意さまに移転を知らせられないのが残念」と悔しがる。 |
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| 提供 -- 函館新聞社 |
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