米イージス艦入港

update 2005/11/5 12:08

 米海軍第7艦隊所属で横須賀基地配置のイージス艦「ジョン・S・マッケイン」(8315トン、ウィリアム・ワグナー艦長、340人乗り組み)が4日午前9時ごろ、函館港に入港、港町埠頭(ふとう)に接岸した。米海軍イージス艦が接岸するのは初めて。米海軍は入港目的を「友好・親善」としている。

 午前8時すぎ、港内に姿を見せた同艦はグレーの船体を鈍く光らせ前進。左舷を岸壁に寄せた。

 同埠頭では海上自衛隊函館基地隊と函館日米協会が歓迎式を開き、航海の労をねぎらった。花束を受け取ったワグナー艦長は「函館のような美しい都市を訪れることができうれしい」と応じた。一行は外人墓地での献花や市民とのスポーツ交流などを5日に済ませた後、7日午前9時に出港する予定。

 同艦はイラク戦争に参加した際、対地攻撃用の巡航ミサイル・トマホークを発射。現在は北朝鮮の弾道ミサイルを監視する任務で日本海を航行しているとされる。

 この日は、入港反対を唱えて、労組メンバーら約50人が埠頭前に集合して抗議集会を展開。「函館の軍港化を許すな」とシュプレヒコールを繰り返した。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです