函館ルミナートLED展始まる

update 2005/10/18 10:51

 公立はこだて未来大学3年生12人で構成する函館ルミナートプロジェクト(瀬戸智詠代表)の「函館ルミナートLED展」が17日、同大3階ミュージアムで始まった。12月1日から開催される「函館クリスマスファンタジー」で展示する「光の芸術作品」制作の一環。会場では、学生がはんだ付けした青色と白色のLED(発光ダイオード)が点灯。瀬戸代表は「これまでの成果を、皆さんに見てもらいたい」と来場を呼びかけている。21日まで。

 同プロジェクトは、同大3年生が実施するプロジェクト学習の一つ。4月から、知覚システムと情報科学、アートそれぞれの分野を合わせた「光の芸術作品」作りに取り組んでいる。5月には、白黒のボードを交互に並べ、何も無い状態に面があるよう見える「光学的トンネル」を制作した。

 今回は、15組のLED1列(縦1・5メートル)を、52本(横8メートル)並べた。メンバーは夏休み返上で、LED全750組を配線整備した。

 今後、LEDを全900組に増やし、マイクから取り込んだ声を、光の強弱や図形など、さまざまな点灯パターンで表現する「プロセッシング言語」と呼ばれるシステムに挑戦する。

 瀬戸代表は「始めたときは、先が見えなくて不安だったが、ようやく形になり、目標がはっきりした。あと2カ月ラストスパートです」と、意気込んでいた。

提供 - 函館新聞社



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