ダイエー、棒二森屋を当面存続へ

update 2005/9/2 11:19

 経営再建中の大手スーパー、ダイエーが、百貨店の棒二森屋(函館市若松町17)を運営する子会社、アドバンスド・デパートメントストアーズオブジャパン(ADS)と、東北の百貨店子会社「中合(なかごう)」(福島県)との合併を検討していることが1日、分かった。売却の検討が続いていた棒二森屋は、当面、現状のまま事業を継続する。

 ダイエーは子会社3社で、百貨店事業を展開。ADSが棒二森屋と三春屋(青森県八戸市)の2店、中合が福島店など3店、東京の子会社、「十字屋」が山形、仙台などで6店舗を運営してきた。

 このうち、棒二森屋など黒字を確保している6店舗を継続して保有。一方、赤字だった十字屋の銚子店(千葉県)など、3店舗が11月末にも閉鎖されることになった。

 産業再生機構が昨年末にまとめたダイエー再建案では、百貨店事業からの撤退が盛り込まれていた。今後、子会社の合併などで経営効率を高め、存続策を模索する。

提供 - 函館新聞社



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