エアトランセ、新千歳参入へ

update 2005/7/31 13:00

 函館―帯広線を運航するコミューター航空、エアトランセ(函館市高松町、江村林香社長)は30日までに、新千歳線へ参入する方針を固めた。函館―帯広―新千歳の3空港を結ぶ計画で、10月にも乗り入れる見通し。東京航空局への認可申請を含め、関係機関との最終調整を経た上で、近く正式発表するとみられる。

 関係者によると、路線を新設することで、乗客数を安定させ、増収を図るのが狙い。新千歳は“北海道の空の玄関口”で、既存路線を直結することにより、全体の底上げにもつながると判断したという。

 函館―新千歳線は、エア社の前進「エアァシェンペクス」が就航を検討していた路線。北海道エアシステム(HAC)が2003年8月に運休しており、実現すると2年ぶりの運航再開となる。

 帯広が、函館以外の道内都市と結ばれるのは、初めて。

 エア社は米国製双発プロペラ機「ビーチ1900D」(18人乗り)で、函館―帯広間を1日2往復運航。新路線開設に向け、地上アテンダントなどの新千歳空港スタッフを募集しているほか、2機目導入を決めるなど、準備を進めていた。6月に浮上したHACからの函館―女満別線継承は、年内がめどとなるもようだ。(喜多真哉、阿部里子)

提供 - 函館新聞社



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