博物館五稜郭分館で特別展「幕臣達の明治維新」始まる

update 2005/7/27 10:15

 開港から明治初期までの函館の変遷や戊辰戦争に関係する資料を集めた、特別展「幕臣達の明治維新―箱館戦争始末記―」がこのほど、市立函館博物館五稜郭分館(五稜郭町44)で始まった。9月25日まで。

 箱館開港から150年を迎えるのに合わせて企画。函館が発展した起点ともいえる開港から、箱館戦争、明治維新を経て変わりゆく人や物、街を取り上げ、戦いに敗れた旧幕臣らの生き方にも触れている。

 展示は幕臣に主眼を置き、戊辰戦争で敗北した会津藩や仙台藩の歩みを紹介。今回初めて福島県会津若松市から資料を取り寄せた。会津藩主だった松平容保(かたもり)が新政府軍に降伏する様子を描いた錦絵や、この際、地面に敷いて使用した赤い敷物「泣血氈(きゅうけつせん)」が目玉になる。

 展示資料は約200点。新政府軍が使用した衣服や武器なども並び、旧幕府軍と対比してみることができるほか、榎本武揚ら明治に活躍した旧幕臣たちや開拓使が残した遺品なども展示されている。

 一般400円、大学・高校生200円、小中学生100円。9月5日、同12日は休館。問い合わせは同分館TEL0138・51・2548。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです